
LINEMO(ラインモ)の5Gは全プランで追加料金なし・申し込み不要。ソフトバンクと同じ5Gエリア、バンド(周波数帯)とNSA方式、対応端末、通信速度、使うときの注意点、5Gにならないときの原因とiPhone・Androidの設定方法を解説。
LINEMOは追加料金なしで5Gを利用可能
LINEMOは追加料金なしで5G通信が利用可能です。LINEMOは2021年3月17日からサービスを開始しましたが、開始当初から5Gに対応しています。
LINEMOベストプランとLINEMOベストプランVのどちらを契約しても5Gを使えます。5G専用のプランやオプションはなく、5Gを使うための申し込みも不要です。必要なのは、5G対応端末と、5Gのエリアにいることの2つだけです。
LINEMOで5Gサービスを利用するときの基礎知識
そもそも5Gとは?4G LTEの次の通信規格
5Gは「第5世代移動通信システム」の略で、いま主流の4G LTEの次にあたる通信規格です。4G LTEと比べた特徴は次の3つ。
- 高速大容量: 動画やアプリなどの大きなデータを短い時間でやり取りできる
- 超低遅延: 操作してから反応が返ってくるまでの遅れが小さく、ロボットの遠隔操作や遠隔医療などに使える
- 多数同時接続: スマホやスマート家電などたくさんの機器を同時につないでも混雑しにくい
ただし、今の5Gでこの3つがすべて使えるわけではありません。ソフトバンクはこれまで、ノンスタンドアローン(NSA)方式の5Gで超高速・大容量の通信を実現してきました。超低遅延と多数同時接続は、スタンドアローン(SA)方式の高度化を進めて実現を目指している段階です。
LINEMOの5GはNSA方式のみなので、5Gで変わるのは28GHzと3.7GHzの新周波数が届くエリアでの速度です。詳しくは「LINEMOで5Gを使うときの注意点」で解説します。
※参照:総務省「令和2年版 情報通信白書 5Gの実現のために導入されている技術」、ソフトバンク株式会社「統合報告書2025」「5Gを実現するネットワーク技術」
5G対応エリアはソフトバンクと同じ。都市部から順次拡大中
LINEMOは5Gに対応しており、5Gが利用できるエリアはソフトバンクと同じです。つまり「SoftBank 5G」による通信が使えるため、ソフトバンク本体の回線と同じカバーエリアで5Gが利用できます。
ソフトバンクの5Gは2020年3月に始まり、人口カバー率は95%を超えています。ただし、全国に広げているのは4Gの周波数を転用した5Gで、高速大容量の新周波数(28GHzと3.7GHz)は、人が多く集まる場所を中心とした限定エリアでの提供です。
LINEMOの公式サイトも「限られた一部の対象エリアからサービスの提供を開始し、順次拡大する予定」と案内しており、東京・大阪・名古屋などの都市部から広がっています。福岡・札幌・仙台・広島などの地方都市でも、市街地を中心に5Gを使えます。
自宅や職場、学校が5Gのエリアに入っているかは、LINEMO公式サイトの対応エリアにあるエリアマップで確認してください。
※参照:ソフトバンク株式会社「統合報告書2025」「5Gを実現するネットワーク技術」
ソフトバンク本家回線を使用しているため通信品質が安定
LINEMOは高速&高品質のソフトバンクのネットワークを使用しています。
LINEMOはソフトバンク本家回線をそのまま利用しているため、通信速度もソフトバンク本家と同等の品質が期待できます。料金は安くしたいが通信品質は落としたくないという人にLINEMOはオススメです。
LINEMOの5G・4Gのバンド(周波数帯)とNSA方式
| 周波数 | band | |
|---|---|---|
| 5G | 28GHz | n257 |
| 3.7GHz | n77 | |
| 3.4GHz | n77 | |
| 1.7GHz | n3 | |
| 700MHz | n28 | |
| 4G | 2.5GHz | LTE Band 41 |
| 2.1GHz | LTE Band 1 | |
| 1.7GHz | LTE Band 3 | |
| 900MHz | LTE Band 8 |
※参照:ソフトバンク株式会社「LINEMO 対応エリア」(2026年9月28日時点)
ソフトバンクの5Gは、n3, n28, n77, n257を使用しています。
LINEMOでは5G SAサービスは利用できず、5G NSAサービスのみ利用できます。
5G対応端末が必要。iPhoneは12以降
LINEMOの5Gサービスを利用するには、5G対応端末が必要です。SIMカードやeSIMを契約するだけでは5Gは使えず、必ず5Gに対応したスマートフォンや機種を自分で用意する必要があります。
iPhoneで5Gに対応しているのはiPhone 12以降のモデルです。iPhone 11シリーズより前の機種は、LINEMOのSIMを入れても4Gでの通信になります。
主なスマホで5Gに対応しているモデルは次のとおり。
| シリーズ | 5Gに対応しているモデル |
|---|---|
| iPhone | iPhone 12以降 |
| Google Pixel | Google Pixel 4a (5G)以降 |
| Galaxy Sシリーズ | Galaxy S20 5G以降 |
| AQUOS senseシリーズ | AQUOS sense5G以降 |
| Xperia 10シリーズ | Xperia 10 III以降 |
同じ機種でも、ドコモ版・au版・SIMフリー版で対応している周波数が違うことがあります。Androidスマホや、ドコモ・auで買ったスマホを使う場合は、LINEMO公式サイトの動作確認端末で5G通信に対応しているかを確認してください。
5Gエリアで5G対応端末を使えば自動で5Gにつながる
5G対応端末を用意したら、次は5G対応エリアに行き、その端末で通信したときに初めて5Gデータ通信が可能になります。端末が5G非対応の場合や、エリアが4Gのみの場所では、自動的に4G LTEでの通信となります。4G LTEでもWebサイトの閲覧や動画の視聴は問題なく使えるので、5Gエリアの外でネットにつながらなくなることはありません。
5G対応端末は初期設定で5Gがオンになっているため、この2つの条件がそろえば自動で5Gにつながります。自分で切り替える操作は不要です。
「5G対応SIM」は存在しない。SIMカードもeSIMもそのまま5Gを使える
「5G対応SIM」という専用のSIMカードはLINEMOには存在しません。LINEMOは2021年3月17日のサービス開始当初から5Gに対応しているため、すべてのSIMカードが最初から5G対応になっています。eSIMも同じで、SIMカードとeSIMのどちらで契約しても5Gを使えます。
そのため、これまで4G対応の端末で利用していたSIMカードも、新しい5G対応端末に差し替えるだけで、その端末が5Gに対応していれば5Gデータ通信が利用可能です。
LINEMOの通信速度はどれくらい?時間帯別の実測値
LINEMOの実際の速度は、利用者の測定結果を集めた「みんなのネット回線速度」で確認できます。直近3カ月の平均は下り118.06Mbps、上り19.73Mbps、Ping値37.61msでした。
朝と深夜は下り100Mbpsを超え、利用者が増える昼の時間帯でも66.41Mbpsを保っています。
| 時間帯 | 下り | 上り |
|---|---|---|
| 朝 | 190.88Mbps | 23.80Mbps |
| 昼 | 66.41Mbps | 17.58Mbps |
| 夕方 | 87.22Mbps | 15.81Mbps |
| 夜 | 81.07Mbps | 18.66Mbps |
| 深夜 | 116.30Mbps | 23.30Mbps |
※参照:みんなのネット回線速度「LINEMOの通信速度」(2026年9月27日時点、直近3カ月490件の平均)。5Gに限らないLINEMO全体の測定結果
運営者も、2026年9月28日の昼12時台に自宅で、LINEMOの5Gにつながった状態で通信速度を3回測りました。端末はXiaomi 15、アプリはSpeedtestです。
| 測定時刻 | 下り | 上り |
|---|---|---|
| 12時05分 | 56.6Mbps | 6.63Mbps |
| 12時11分 | 55.7Mbps | 9.48Mbps |
| 12時34分 | 85.7Mbps | 7.26Mbps |
| 3回の平均 | 66.0Mbps | 7.79Mbps |
3回の平均は下り66.0Mbpsで、みんなのネット回線速度の昼の平均(66.41Mbps)とほぼ同じでした。上りは7.79Mbpsで、昼の平均(17.58Mbps)を下回っています。

※2026年9月28日12時台、運営者の自宅で測定。端末はXiaomi 15、アプリはSpeedtest
2026年8月27日の16時台には、大阪の阪急三番街でもLINEMOの通信速度を測りました。結果は下り181Mbps、上り43.8Mbpsで、みんなのネット回線速度の夕方の平均(下り87.22Mbps)を大きく上回っています。
ただし、通信速度は測るタイミングや場所、基地局との距離によって大きく変わります。この結果は1回の測定の数値で、いつでも同じ速度が出るわけではありません。

※2026年8月27日16時台、阪急三番街(大阪府大阪市)で運営者が測定。端末はXiaomi 15、アプリはSpeedtest
LINEMOの申し込みや詳細はこちらから!
LINEMO公式サイト(https://www.linemo.jp/)に移動します
LINEMOで5Gを使うときの注意点
LINEMOの5Gは追加料金なしで使えますが、5Gにつながっていても速度が期待どおりにならない場面や、バッテリーとデータ容量の減りが早くなる場面があります。
5Gでも思ったほど速度が出ないことがある
ソフトバンクの5Gのうち、高速大容量の通信ができるのは28GHzと3.7GHzの新周波数だけです。LINEMOの公式サイトも、この新周波数は限定エリアでの提供と案内しています。
700MHz、1.7GHz、3.4GHzの3つは、もともと4Gで使っていた周波数を5Gに転用したものです。画面に「5G」と出ていても電波の幅は4Gと変わらないため、速度は4Gとほとんど同じになります。
また、駅やイベント会場など人が集中する場所では、5Gのエリア内でも速度が落ちたり、4Gに切り替わったりします。5Gにしたからといって、通勤時間帯や昼の混雑がなくなるわけではありません。
5G通信中はバッテリーの消費が大きい
5Gは4Gより電力を多く使います。5Gと4Gのエリアが入り混じる場所では、スマホが5Gの電波を探し続けるため、さらにバッテリーが減りやすくなります。
バッテリーの持ちが気になる人は、iPhoneなら「5Gオート」を選んでください。5Gにしても速度が上がらない場面では、自動で4Gに切り替わります。
5Gの電波が弱い場所に長くいるなら、いっそのこと「4G」に固定するのもいいでしょう。電波を探す動作が減り、通信も安定しやすくなります。
5G通信中はデータ通信量が増えやすい
5Gは速度が出るぶん、動画アプリが自動で高画質を選んだり、写真のバックアップが一気に進んだりして、データ容量を早く使い切りやすくなります。
データ容量を抑えたい人は、iPhoneのデータモードや動画アプリの画質、バックグラウンド通信など、通信量が増える設定を見直してください。
とくにLINEMOベストプランは、3GBを超えると月額990円から月額2,090円に上がる段階制です。5Gで使いすぎると、そのまま料金に跳ね返ります。
LINEMOが5Gにならないときの原因と対処法
スマホの設定で5Gがオフになっている
端末側の設定で5Gを利用しないようにしている場合、たとえ5G対応エリアにいても5Gデータ通信は利用できません。
本来は5Gに対応している端末でも、省電力モードや通信の安定性を重視して4G優先に設定していると、常に4Gでの通信となってしまいます。これではせっかくの5G対応端末を持っていても、高速通信のメリットを体感できません。
5Gにつながっているかは、画面上部のアンテナマークの横に「5G」と出ているかで分かります。5Gエリアにいるはずなのに「4G」や「LTE」と表示されている場合は、設定を見直してください。
もし5Gの速度を活用したいなら、AndroidやiPhoneの設定を見直し、「5G」をオンに切り替えることをおすすめします。
Androidの5G設定方法
たとえばGoogle Pixelの場合は、「ネットワークとインターネット」→「インターネット」→「LINEMO」の歯車アイコンをタップ→優先ネットワークの種類→5G(推奨)に設定すると、5Gがオンになります。
GalaxyやAQUOSなどほかのAndroidスマホもメニューの名前が少し違うだけで、「モバイルネットワーク」の中にある「優先ネットワークの種類」(機種によっては「優先ネットワークタイプ」)で5Gを選べば同じように設定できます。
iPhoneの5G設定方法
iPhoneの設定画面で、「5Gオート」または「5Gオン」を選択してください。
「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「音声通話とデータ」の順に開くと確認できます。iOS 26では「通信のオプション」が「モバイルデータ通信のオプション」という名前に変わっています。
- 5Gオート
- スマートデータモードを有効にします
- 5Gの速度にしても際立った成果が見られない場合は、4Gに自動的に切り替わるので、バッテリーの節約になります
- 5Gオン
- 5Gネットワークのエリア内にいる場合は常に5Gを使います
- バッテリーの持ちが悪くなる可能性があります
- 4G
- 5Gのエリア内でも4Gしか使いません
- ここが選ばれていると5Gにはつながりません
5Gエリア外や建物の中、人が多い場所にいる
LINEMO公式サイトの対応エリアか、ソフトバンクの公式サイトで最新のサービスエリアマップを確認し、現在地が5Gエリアに含まれているかチェックしてください。エリア内であっても、建物内や地下、または5Gと4Gの切り替わり地点(いわゆるエリアの狭間)では4Gに接続されることがあります。
また、待ち受け時は「5G」と表示されている場合でも、通信を行う際は表示が「4G」に切り替わり、4G通信が使用される場合があります。
駅や繁華街など人が集中して回線が混んでいる場所でも、4Gにつながることがあります。窓際や屋外へ移動する、人が少ない時間帯に試すなど、場所や時間を変えると5Gに戻ることがあります。
スマホがソフトバンクの5G周波数に対応していない
5G対応スマホでも、ソフトバンクの5Gの周波数に対応していなければ5Gにはつながりません。とくにドコモやauで買ったスマホは、ソフトバンクが使う周波数の一部に対応していないことがあります。
ソフトバンクの5Gが使うバンドはn3、n28、n77、n257の4つです。スマホがどのバンドに対応しているかは、メーカー公式サイトの製品仕様(スペック)のページで確認してください。
LINEMOの公式サイトも、利用できるエリアは機種が対応している通信方式と周波数によって異なり、通信方式や周波数が合っていても使えない場合があると案内しています。
LINEMOの5Gに関するよくある質問
LINEMOで5Gを使うのに申し込みは必要?
いいえ、申し込みは不要です。5G対応端末を5Gのエリアで使えば、開通したその日から5Gにつながります。
5Gを使っても月額料金は変わりません。
LINEMOに5G専用のプランやオプションはある?
ありません。LINEMOベストプランとLINEMOベストプランVのどちらでも5Gを使えます。
携帯電話会社によっては5G対応プランへの加入が必要な場合もありますが、LINEMOは2021年3月17日のサービス開始時点から全プランが5Gに対応しています。SIMカードとeSIMのどちらで契約しても5Gを使えます。
5Gを使わずに4Gだけで通信できる?
はい、スマホの設定で切り替えられます。iPhoneは「音声通話とデータ」で「4G」を選ぶと、5Gのエリア内でも4Gだけで通信します。Androidは「優先ネットワークの種類」で4Gを選んでください。
5Gの電波が弱い場所では、4Gにしたほうが通信が安定し、バッテリーの節約にもなります。
5Gエリア内なのにLINEMOが5Gにならないのはなぜ?
多い原因は、端末の設定で5Gがオフになっている、建物の中や地下にいる、人が集中して回線が混んでいる、スマホがソフトバンクの5G周波数に対応していない、の4つです。
それぞれの確認方法は、この記事の「LINEMOが5Gにならないときの原因と対処法」で解説しています。
LINEMOの5Gは5G対応端末と5Gエリアがそろえば追加料金なしで使える
LINEMOの5Gは、LINEMOベストプランとLINEMOベストプランVのどちらでも、追加料金も申し込みもなしで使えます。
契約する前に、手持ちのスマホがLINEMO公式サイトの動作確認端末で5G通信に対応しているか、自宅や職場が対応エリアのエリアマップで5Gに入っているかを確認してください。ドコモやauで買ったスマホは、ソフトバンクの5G周波数(n3、n28、n77、n257)に対応しているかもあわせて見ておきましょう。
開通してから5Gにならないときは、まずスマホの設定で5Gがオンになっているかを確認し、それでも4Gのままなら窓際や屋外など場所を変えて試してください。
LINEMOの申し込みや詳細はこちらから!
LINEMO公式サイト(https://www.linemo.jp/)に移動します




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